今年度の進路講演会を5月31日(水),理論物理学者の橋本幸士(はしもと・こうじ)先生をお招きして開催します。
橋本先生は素粒子論や超ひも理論という最先端の物理学理論を研究される一方で一般向けにも様々な発信をされており,雑誌「Newton6月号」では特集「感動する物理」を監修されています。
(プロフィール)
京都大学大学院理学研究科教授。理論物理学者。
1973年生まれ、大阪育ち。
2000年京都大学大学院理学研究科修了、理学博士。
2000年サンタバーバラ理論物理学研究所研究員
2001年東京大学助手、2010年理化学研究所准主任研究員(橋本数理物理学研究室主宰)
2012年大阪大学教授などを経て、2021年より現職。
専門は理論物理学、素粒子論、超ひも理論。世界各国で100以上の招待講演、現在は湯川秀樹が拓いた研究室の後任教授として教鞭を取る。
執筆教科書に『Dブレーン:超弦理論の高次元物体が描く世界像』(東京大学出版会)、共著に『ディープラーニングと物理学』(講談社)など。一般向け著書に『物理学者のすごい思考法』(集英社)、『超ひも理論をパパに習ってみた』『「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた』(講談社)など。季刊『kotoba』にエッセイを連載中。サイエンスとアートをつなぐ活動を行い、出演したパフォーミングアート作品 “Every day is a new beginning” で Art Innovation 2019国際会議にて京都大学総長賞を受賞。
関連HP:
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~koji.hashimoto/ 橋本 幸士
(kyoto-u.ac.jp)