開明中学校・開明高等学校
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企画委員会

企画委員会では、毎年秋にPTAの方々の社会見学を企画しています。
素敵な思い出がつくれるようなプランを企画していきたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

令和5年度PTA社会見学のご報告
「国宝・姫路城とフレンチフルコースでの優美な一日」

11月10日金曜日、社会見学としては10年ぶりの姫路へ行ってまいりました。本年度は「ウィズコロナ」から「アフターコロナ」への転換ということで、通常通り遠方に足を伸ばすことに。当日は約110人と多くの保護者にご参加いただきました。
午前中は、日本で初の世界文化遺産である姫路城を見学。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれています。大天守は外観五重、内部は地下1階・地上6階の造りになっており、最上階までは靴を脱いで梯子で登るため、参加者からは「思いがけずいい運動になった」という声も。各階に施された破風(はふ・飾り屋根)、播州皿屋敷のヒロインお菊が責め殺されて投げ込まれたと言われる「お菊井戸」、最上階の窓から一望する姫路の街並みと見どころが多く、あっという間の1時間でした。
ランチは、市の景観重要建築物にも指定されている、レトロな重厚感をたたえた「姫路モノリス」へ。社会見学初(?)の飲み放題プランには、思わず歓声があがりました。明治の面影残るシャンデリアが印象的なダイニングでいただく、帆立貝のミキュイや特選牛ヒレ肉のローストといったフレンチフルコースは大好評。最後の一皿のパティシエ特製デザートの頃には、初対面の参加者同士もすっかり打ち解け、「旅行を通して保護者の親睦を深める」という、PTA活動の目的にかなった満足のひとときでした。
午後は、姫路城下町のメインストリートであった家老屋敷跡公園にて、ミニフリータイム。4棟立ち並んだ武家屋敷風建物では、土産物屋巡りを楽しみました。
帰りのバスでは、参加者から「とても楽しかった。ぜひ来年も参加したい」「ランチがゆったりしていて良かった」というご満悦のお声や、「今年で卒業なので寂しい」といった名残を惜しむお声があちこちから聞かれました。
旅行代理店の担当者からも、「PTAの旅行でこれほど大人数の参加は開明だけ」と評されるほど人気の社会見学。来年度も、楽しい旅行となるよう企画いたしますので、ぜひ奮ってご参加ください。
最後に、怪我やトラブルもなく、全員が無事に帰ってこられたことがなによりでした。ご参加いただきました保護者の方々、運営にご協力いただいた事務局およびPTA企画委員の方々、誠にありがとうございました。

企画委員長 前田裕子

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令和4年度PTA社会見学のご報告
「秋の京都で、世界遺産とフルコースで充実の1日を」

11月10日木曜日、今年度のPTA社会見学は秋の京都へ行ってまいりました。いまだ感染状況が落ち着かない段階での開催ということもあり、近隣で楽しめる場所を、という観点から社会見学としては6年ぶりに京都を訪れることになりました。このような状況下でも、コロナ禍以来、3年ぶりに貸切バスで移動することができ、また、参加者も約140人と多くの保護者の方々にご参加いただき、盛大に開催することができました。
午前中は、世界遺産であり、金堂や五重塔など多くの国宝を有する東寺に参拝。折しも特別公開中だった五重塔初層内部を見学でき、講堂では平安時代前期の密教文化を色濃く残す十五躯の仏像(いずれも国宝)など、日本が誇る貴重な文化遺産を目の当たりにすることができました。また、通常は非公開となっている天皇を迎え入れるための館「小子房」も特別見学でき、日本画家・堂本印象の水墨による襖絵が描かれた「牡丹の間」「瓜の間」なども目の前で堪能。6室あるうちの5室は水墨の黒白の世界でありながら、最奥の天皇を迎えるための「勅使の間」では、一転、金箔地に極彩色の絵で室内が彩られ、その艶やかな空間に保護者の方々からも思わず感嘆の声が上がりました。
ランチは「THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO」へ。八坂の塔からほど近い東山の空間は約1700坪。広大な敷地のなかで、牛ハラミ肉のグリル焼きがメイン料理のイタリアンのフルコースに舌鼓を打ちました。昨年同様に、感染症対策のため、ランチは2会場に分かれての開催となりましたが、窓から広がる美しい紅葉に癒されながら楽しい歓談タイムとなりました。その後は各自フリータイム。八坂神社や清水寺など、近隣の名所を参拝したり、買い物したりと、楽しく過ごすことができました。参加された多くの皆様から「とても楽しい小旅行でした」「充実した秋の1日を過ごすことができました」といった感謝のお言葉を数多くいただきました。毎年、この日を楽しみにされている保護者の方も多く、保護者同志の親睦も深まったように感じております。
また、今年も定員を超える多数のお申し込みがございましたが、希望者全員を参加できるようにしていただいた学校側のご配慮にも改めてお礼申し上げます。ご参加いただきました保護者の方々、運営にご協力いただいた委員の方々、ありがとうございました。

企画委員長 兵頭やよい

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令和3年度PTA社会見学のご報告
「興福寺と春日大社 いにしえの奈良世界遺産めぐり」

11月11日、PTA社会見学としては初めての奈良へ行って参りました。昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染症対策として貸切バスによる移動は自粛し、近鉄奈良駅もしくは興福寺での現地集合・現地解散という形で実施させて頂きました。そのような状況下でも 120名の保護者の皆様にご参加頂き、心より感謝申し上げます。
午前中は興福寺五重塔と国宝館の見学へ。猿沢池を望む地に立つ興福寺は藤原氏ゆかりの古刹で、なかでも一際目を引くのが 50mを超える国宝五重塔です。当日は、令和大修理前の御開帳となり 120年ぶりの大規模修理前に、五重塔の初層内陣が拝観できる特別公開中で、心柱を東西南北で取り囲むように釈迦三尊像等4組の三尊像が配されている姿は趣深く、大変貴重な見学となりました。
「国宝館」では天平文化を今に伝える天平彫刻の傑作、阿修羅像や千手観音菩薩立像、木造金剛力士像など仏教美術の極み、興福寺ゆかりの国宝や重要文化財である寺宝の数々を目に刻みました。
昼食は古都奈良で 130年もの歴史と格式、名士や文豪に愛されてきた老舗料亭の「菊水楼」へ。明治創業の同館は、本館・表門・庭門が国の登録有形文化財で由緒ある建築物であり、荒池を臨む昼食会場では奈良県産の食材を使用した和洋折衷のフルコースを頂きました。料理長渾身の秋の大和の味覚でおもてなし頂き、フォアグラと奈良漬けの手巻き寿司やメインの大和牛のローストなどは参加者の方々に大変好評でした。
感染症予防のため、会場が2フロアに分かれる形となりましたが、いずれも壁一面がガラス張りで開放感があり、目の前には荒池と紅葉した木々が見渡せる立地で、奈良の秋景色を愛でながら会話も弾み優雅なひと時を楽しむことが出来ました。
午後は春日大社へ。特別参拝として中門前での参拝や回廊の釣燈籠を拝観することが出来ました。また、林校長先生および森脇事務長、保護者を代表してPTA日髙会長他数名による開明生の学業成就を願うご祈祷も受けました。
現地集合や雨天で何かとご不便をお掛けした点もありましたが、参加された多くの皆様から「楽しい一日でした」というご感想を頂きました。生徒達同様、様々な行事が再開されたこの時期に、保護者の皆様が久しぶりにお顔を合せることが出来、笑顔が溢れるPTA社会見学となりました。
社会見学を開催させて頂いた学校側のご配慮にも改めてお礼を申し上げます。ご参加頂きました保護者の皆様、運営にご協力頂いた委員の方々、本当に有難うございました。

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